お楽しみ会(お餅つき)

新年を迎え1月の中で今年一番の寒波が訪れた1月30日の

日曜日、高槻支院の境内には餅米を蒸す蒸気が

寒さを吹き飛ばすが如くムンムンと立ち上っています。

当日は早朝から、また前日も設置を含めて法友会の有志の

皆様の協力を得まして開始の10時30分には、すでに

餅米はいつでも、餅つきが始められる状態に出来上がっていました。

 本堂でのお題目三唱の後、境内にて勢いづけの御神酒を

頂き、最初の蒸し上がった餅米が臼に入れられました。

「さあいくで!!」、「早くやってよ!!」と大人も子供も

掛け声も勇ましく「ハァヨイショ」、「ペッタン」と

みるみるうちに臼がつき上がっていきました。

研修棟ではお母さん方や法友会の方々と共に、小さなお手々も

手伝って、色々な小餅が出来上がっていきました。

 最後の一臼は子供達の出番です。お父さんやお爺さんと

一緒に杵を持って「ヨイショ」「ペッタン」と大人に負けじと

つき上げていってくれました。いよいよつきたてのお餅で

食事の時間となりました。テーブルの上には先ほどの出来たての

お餅が、きな粉をまぶしたり、大根おろしでからめたり、

また、中につぶあんが入っているものや、今年初めて登場の

焼いて砂糖醤油に浸けて海苔を巻いている極上の逸品、焼き餅、

それに加えて支院の台所から出された大小さまざまな

「おにぎり」と、お代わり自由の豚汁です。関哉法尼と共に

合掌して大きな声で「いただきま~す」。沢山並べられたテーブルの

上の品々はみるみるうちに皆さんのお腹の中にすい込まれ、

豚汁もお代わりが進んでお鍋は
カラッポになりました。

 参加された40余人の皆さんには、小袋に入れたつきたての

お餅がお土産に手渡されました。そして子供達にはお菓子の

一杯入ったお土産が手渡され子供達には笑みがこぼれます。

親子や家族で楽しい笑顔の溢れる母子会お楽しみ会でした。
 

                         (通信員)